米カリフォルニア州パロアルト
(ビジネスワイヤ) — ゴードン・アンド・ベティ・ムーア財団は、ハーベイ・V・ファインバーグ医学博士を次期会長に任命しました。ファインバーグ博士は、2015年1月1日に会長に就任します。

Harvey V. Fineberg, MD, PhD, appointed next president of the Gordon and Betty Moore Foundation. (Photo: Business Wire)
ゴードン・アンド・ベティ・ムーア財団の共同創設者であるゴードン・ムーアは、次のように述べています。「世界中で会長候補を探した結果、ハーベイ・V・ファインバーグが次期会長として当財団に加わることになり、大変うれしく思います。ファインバーグは優れた人格者で、リーダーシップと管理能力の持ち主です。当財団が目指す未来の世代のための好ましい影響力の追求と達成に貢献してくれるものと確信しています。」
次期会長に就任するハーベイ・V・ファインバーグは、次のように述べています。「ゴードン・アンド・ベティ・ムーア財団に加わり、科学への投資、生物多様性と危機に瀕する生態系の保全、保健医療の安全性と有効性の強化、地域社会の支援を通じて社会に大きく貢献している組織の一員となることは、またとない名誉です。」
ゴードン・アンド・ベティ・ムーア財団の暫定会長兼同財団評議員会副会長のポール・グレイは、次のように述べています。「公衆衛生政策、高等教育、医療技術を専門とし、当財団の評議員でもあるファインバーグは、財団会長としてこれ以上ない適任者です。他に例を見ない広範にわたる影響力、思慮深く協調的なリーダーシップ、まれに見る知性を備えたファインバーグは、当財団にとってこの上ない財産になることでしょう。」
現在、ファインバーグ博士はカリフォルニア大学サンフランシスコ校の名誉職として、客員教授を務めています。また、2002年から2014年まで、ファインバーグ博士は米国医学研究所の会長を2期にわたって務めていました。1997年から2001年まではハーバード大学総長を務め、それ以前は13年間にわたりハーバード大学公衆衛生学部学部長として勤務していました。ファインバーグ博士は、公衆衛生および保健医療政策、政策策定、医療技術、高等教育の先駆者および権威として、高い評価を得ています。医療意思決定学会の設立に尽力し、同学会理事長を務めたほか、WHOのコンサルタントとしても活躍しました。保健医療関連の著書をいくつか執筆しており、おびただしい数の論文を専門誌に寄稿しています。さらに、様々な名誉学位に加えて、フランク・A・カルデロン賞の公衆衛生賞、ヘンリー・G・フリーセン国際医療研究賞、スティーブン・スミス・メダル公衆衛生特別功労賞、ハーバード・メダルなど、数々の著名な賞を受賞しています。
またファインバーグ博士は、ウィリアム・アンド・フローラ・ヒューレット財団、ジョサイア・メイシー・ジュニア財団、中華医学基金、カーネギー国際平和基金、フランソワ-ザビエル・バグノウド協会など、数多くの慈善団体や非営利団体の理事を務めています。さらに、ファインバーグ博士はヴェオリア環境研究所フォアサイト委員会のメンバーであり、多数の大学で高等教育制度に関する助言を行っています。
ファインバーグ博士は、引き続き評議委員会副会長を務めるポール・グレイ暫定会長から会長を引き継ぎます。
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